興味のある分野を発表しよう!
自分の興味を追及する
みなさんこんにちは、お久しぶりです。夏合宿以来、後学期初のブログ更新となります。…忘れられてないですかね? 忘れられてても書きますけどね!
さて後期に入りだんだんと肌寒い季節が近寄ってくる中、ゼミではみんなで話し合ってやりたいこと、学びたいことを出し合い、残りの授業内容を決めていきました。
その中で、ゼミ生のみんながそれぞれ自分の興味のあることを調べて発表し、意見や感想を言い合う、という機会を設けることになりました。
その記念すべき第1回が先日行われましたので、その様子をダイジェストでお送りいたします!
十人十色な興味と関心
1.ライフレビューについて
福祉の現場で働いた経験から、高齢者支援に興味を持った。ライフレビューとは過去の経験などを自然に振り返る回想法の一種であり、人生満足度の増幅や平安などが期待されている。日本ではうつ病患者や介護福祉施設入所者へのアプローチとして用いられてるが、ライフレビューに関する研究はまだ少ない。
2.現代の人間関係のあり方とペルソナの形成について
現代の若い世代はSNSのアカウントを複数所持し、それぞれでキャラクターを使い分けている。心理学におけるペルソナとは、周囲との相互作用の中で円滑な関係を築くために必要なものであるが、現代ではその適切なペルソナを作ることが困難になっているために、複数のペルソナ、すなわちキャラクターを使い分けることで各コミュニティーになじもうとしているのではないかと考えられる。
3.幸せ
世の中の人がみんな『幸せ』ならば、きっとよりよい世の中になるだろう些細な『幸せ』に気づくことができれば、より良い世の中に一歩近づくはず。そこでSNSを通じてアンケートを取り、「幸せなとき」「不幸せなとき」「他者が幸せに見えるとき」とはどんなときかを調べた。結果、人は安心してコミュニケーションをとれるときなどに幸せを感じ、逆に関係がうまくいかなかったときや理不尽な目にあったときに不幸せだと感じているようだった。またいつも笑顔で過ごしている人は幸せそうに見えるようだった。『笑顔でいること』は幸せへの一歩かもしれない。
4.虐待における世代間連鎖
虐待が起こってしまうのはなぜか。調査によれば、子供を虐待してしまう親は、彼ら自身もかつて被虐待児であるという傾向が、必ずというわけではないが見られている。被虐待児は「親に愛されていない」と考えることが受け入れがたく、「自分が悪い」と思い込む傾向がある。そんな環境の中で育った結果、愛着形勢に歪みができ、自分に子供ができた時も接し方がわからず自分の親と同じことをしてしまい連鎖が起こる。この連鎖を断ち切るには、大人になるまでに家庭外でいい人間関係を築けることが大切である。
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初回の発表は以上の4つのテーマでした。たった4人でもそれぞれが持つ興味や関心の方向性は多種多様で、大変充実した発表になっていたと思います。これから残りのメンバーが発表していくのが今から楽しみですね(^^)
ぜひ活発に意見交換をしていきましょう!
さて、これからは今回のようにゼミ発表だったり、杉山先生の講義だったりの様子をお送り出来ればと考えております。なるべく頻繁な更新を心掛けたいものです(^^;)
ぜひ楽しみにしていただければと思います。
それでは以上、広報担当でした!